こんにちは。5月になりましたね。
薫風自南来
軸も5月の風を感じる薫風自南来にいたしました。
お稽古も炉から風炉に変わりました。久しぶりの風炉で、点前も身体が慣れるまで初回は戸惑うこともあるかと思います。
稽古とは一より習い十を知り、十より返るもとのその一
利休百首の中の有名な歌ですが、前回の風炉の時には分からなかったことが、今回はわかるようになる。
稽古は、繰り返し。でも同じではない。
いつも発見があり、深まっていく。
それが稽古を続ける、ということだと思います。
茶道は、勉強が深まるとさらに奥があり、尽きることがない。だからご年配の方々も稽古を続けて学ばれているのでしょう。
稽古をする。積み重ねが身に付き、所作となりまた知恵や考え、思いとなり、行動となる
稽古を積むことで奥行きのある人となり、人生を豊かに過ごせるように。
常にそう思いながら稽古をさせていただいております。
今月もまたお稽古、楽しんでいきましょう。